糖尿病は病院で正しくケアしよう|的確な対処法で悪化を防ぐ

病棟

過剰な糖が血管を傷つける

看護師

血管内部の糖の量

血管の中に糖が多すぎる状態を糖尿病と言います。血管内の過剰な糖は血管を傷つけるため問題となります。血管は当然全身を巡っているため、体中のあらゆる場所に合併症を引き起こす危険性が生じます。糖尿病の他に高血圧や高コレステロール血症などの症状も伴っていれば、血管が細くなったり詰まったりするリスクは一層高くなります。血管に問題が生じればその先の細胞に、栄養が十分には行き届かなくなります。そして最悪の場合その細胞が壊死してしまうのです。こうして糖尿病は脳梗塞や失明、腎臓病など様々な病のリスクを高めます。糖尿病はかなり進行した段階で初めて自覚症状があらわれることも多いため、予防や早期発見には定期的な血糖値の検査も有効です。

食事と運動の改善が基本

糖尿病には1型と2型とがあり、食べすぎや運動不足など生活習慣を主な原因とするのは2型です。生活習慣の改善の工夫として、食べすぎを防ぐためにはまずよく噛むことが大切です。満腹感の認識には少し時間がかかるため、どうしても早食いは過食を促進してしまうのです。また食物繊維の摂取は糖の吸収を穏やかにしてくれます。白米に雑穀を混ぜたり、もし玄米も炊ける炊飯器があるなら玄米に雑穀や豆を足すのもお勧めです。最近は同じパンでも小麦全粒粉やライ麦を混ぜ込んだものもスーパーマーケットなどで販売されています。小麦全粒粉だけでも市販されていますので、同じ粉製品でも例えばホットケーキなどもそのままいただくよりは、全粒粉を加えて作ればより多くのビタミン、ミネラル、食物繊維などを取ることができます。運動も無理にまとまった時間をとるよりも、こまめに歩いたりストレッチなどをした方が長続きするかもしれません。